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グローバル人材なんて存在しない。日本人はずっと日本人

広告を消すために記事投稿するついでに・・・

ここ数年、「グローバルなビジネスパーソンになりたい」「日本経済を復活させるためにはグローバル人材を増やす必要がある」といったような議論が日本では多いと聞く。

確かに、冷戦が終結してからの数十年、情報技術の発達と共に、世界は急速な勢いで「一つ」になりつつある。ましてや、日本経済の先行きは、必ずしも明るいとはいえない状況だ(個人的には、日本経済ぜんぜん捨てたものじゃないと思ってますが、人口とその構成の推移からいって、経済規模という意味でのプレゼンスが低下していくことは不可避かと思われます)。海外で外人と対等に働いたり、グローバルに飛び回ったりするビジネスマンとなることは、成功への近道のように見えるのかもしれない。

ただ、海外でキャリアを築くということは、海外で人生を過ごすということに他ならないことを忘れてはならない。

海外で働くこと自体は非常によい経験となる。特に、外資系企業の本体で日本人と言う文脈なしで仕事をする経験は極めて有益だし、エキサイティングだ。将来的に日本に戻るとしても、人材市場における市場価値は間違いなく大きく上昇する。

個人的にも、ニューヨークでの経験は、日本では絶対に経験不可能だった。
日本企業とは比べ物にならないほど洗練された経営陣が、大きな業界のトレンドのなかで、大胆な戦略を構想し、その実現のために、迅速な意思決定を行い、次々と打ち手を実行していく・・・そのエキサイティングな過程に関与できたことは、非常に楽しかったし、私の今後のキャリアにとっても大きな財産となるだろう。
短中期的には、このまま海外でキャリアを築いていくことも、とても魅力的な選択肢のひとつに思えた。
(なお、蛇足だが、仕事上でも、最後の最後で成功を分かつのは、「文化理解に基づいたコミュニケーション力」であったりする点には留意が必要だ。専門家として生きるならば気にする必要はないが、「リーダー」になるためには、やはり仕事面でもプライベート面でも「突き抜ける」必要がある。)

しかし、「仕事」という文脈を取り去ったときに、「グローバル人材」という言葉は、ただのBuzzword(ぜんぜん本質をとらえていない用語)になる。
日本人は、最後まで日本人にしかなれない。欧米と日本ではあまりに文化が違いすぎる。英語の問題ももちろん大きいが、それ以上に、欧米の社会・経済・政治・宗教などといった文化に関する理解、そしてそれらによって形成される常識・慣習といったポイントがもっとも大きなハードルとなる。

もちろん、このハードルは決して越えられないものではない。しかし、このハードルを越えたその先には、日本人としてのアイデンティティ崩壊というリスクがある。うまく「使い分ける」というのが教科書的回答になるのだろうが、人生ずっと「Pretend」しながら生きていくのは非常に難しいといわざるを得ない。

少し視点を変えて、「本当の親友、将来の伴侶といったかけがえのない人間関係を全く異なる文化圏で作ることができるか、できたとしてそれが本当に望んでいることか」という自分に問いかけてみてほしい。


以上の問題は、何も日本人だけの問題ではない。海外で働いているアメリカ人も、「いつ母国に帰るか」を必死に考えているし、中国人やインド人は母国には帰りたいが、欧米と比較できないほど恵まれていないキャリアの選択肢を前に躊躇せざるをえない人だらけだし、国際的と見られているヨーロッパの小国出身のビジネスパーソンも自らのアイデンティティとの折り合いに苦悩している。

仕事面とプライベート面の両方における「グローバル人材」など私は見たことがない。日本人はいつまでたっても日本人にしかなれない。

書籍発売

電子書籍 受験勉強法入門 逆転合格を実現させる四つの「本質」 をAmazon Kindleにて発売しました。
(Kindleをお持ちの方はもちろん、iPhoneやAndroid等のスマートフォン、iPadやNexus 7等のタブレットでも読むことができます)

受験勉強法入門 逆転合格を実現させる四つの「本質」
受験勉強法入門 逆転合格を実現させる四つの「本質」

自分で言うのも何ですが、「会心の出来」です。
受験勉強法Blogの「総決算」として、Blogの記事から最も重要なものだけを抜き出し、更に多くの新しい重要なポイントを付け加えたうえで、ばらばらに散らばっていた情報を整理・構造化しました。


皆さんご存知の通り、本Blogの勉強法は、G戦士自身の暗黒の「フリーター自宅浪人生活」の中で実際に行ったものです。私は、しがない地方の公立校出身で、予備校にも塾にも通ったことがありませんでしたが、だからこそ、誰よりも真剣に自分の頭で「最も効率的な勉強法」を追求し、そして実践してきたという自負がありました。

しかし、どんなに素晴らしい勉強法を実践できたとしても、それを人に「わかりやすく伝えて」「実行してもらう」ことができるかというとそうではありません。私はBlogを開設してからずっとこの問題について悩んできました。多くの記事を書きましたが、うまく体系的に整理することができず、私の「本当に言いたいこと」を的確に伝えられないことにもどかしさを感じてきました。そして、そのもどかしさが消えないまま、京都大学を卒業し、外資系のプロフェッショナルファームに入社しました。

数年後、東京での活躍が認められニューヨーク本社で働いていた私は、ふと受験勉強法Blogを読み直しました。そして、「今なら勉強法を昔よりは体系的に伝えられるのではないか」と思いました。
「成果が出なければ、実力がなければ、あっという間に解雇」「一方で、実力さえ認められれば若手でも数千万の年収」という生き馬の目を抜くような世界で、海外の有名大(ハーバード大学、スタンフォード大学等)を優秀な成績で卒業した超生意気なアメリカ人の部下を指導する中で、「自分の中では当たり前な考え方を全く異なるバックグランドを持つ他人に論理的に伝える力」が少しはついたのかもしれません。

フリーター自宅浪人生活、そして外資系ファームでの指導、その二つの経験の結晶が 受験勉強法入門 逆転合格を実現させる四つの「本質」 です。


なお、本書ができた今、本Blogのコアコンテンツとなっていた受験勉強法カテゴリの記事は読むに値しないものとなりました。
本書と比較して、情報が全く整理されておらず、正しく勉強法を理解することができないと思われるためです。
以上のような理由から、勉強法のカテゴリの記事をほぼ全て非公開にしました。基本的な勉強法を学びたい方は、書籍で学んで頂ければ幸いです。
(勉強法カテゴリ以外の記事はそのままBlogに残してあります。科目別参考書別の記事はどうしても冗長な記述になってしまうため、書籍に含めない方が良いと判断し、書籍には掲載しませんでした)

以下で簡単に本書の内容を紹介したいと思います。
本書では、受験勉強法を以下の四つの要素に整理して説明しています。

「戦略」
「精神」
「試合運び」
「テクニック」

第一章は、「戦略」がテーマです。勉強を始める前に、「何をやり、何をやらないか」を決める必要があること、そして実際にその「選択と集中」を行う方法について説明しています。
第二章は、「精神」がテーマです。些末な技術論や小難しい戦略論よりも実は大切な「心構え」「気の持ち方」について説明しています。
第三章は、「試合運び」がテーマです。「戦略」や「テクニック」を現実の勉強の中で活用するための「勉強法の正しい使用法」を説明しています。
第四章では、科目別に「試合運び」を補足しています。
第五章は、「テクニック」がテーマです。勉強を効率化する様々な方法(授業の受け方、ノートの取り方、暗記カードの使用法、問題演習の仕方等)を具体的に解説しています。
最後に、私の合格体験記も掲載しています。私という人物を知ってほしいと思います。ブログの記事を手直ししたものですので、既に読まれている方は飛ばして頂いて構いません。


目次は以下の通りです。
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はじめに

第一章 受験勉強の「戦略」
戦略とは「選択と集中」
過去問を極めよ
己を知る
合格するための「科目選択」と「優先順位」

第二章 受験勉強の「精神」
東大に合格する方法
欲望 ―何故勉強するのか?―
没入せよ ―無心こそ最高の効率を生む―
ポジティブであれ
志高く
小さな目標を一つずつ達成する
受験勉強とは習慣である

第三章 受験勉強の「試合運び」
「試合運び」とは
理解・反復・演習・回転
「演習」「理解」「暗記」の使用タイミング
勉強の「質」を上げるためには ―逆転合格君の目指し方―
計画の立て方 ―短期は「時間」で、長期は「量」で―
まずインプット、その後はアウトプット
直前期こそ勉強せよ
入試一ヶ月前からの勉強法
人間関係マネジメント

第四章 科目別試合運び
現代文
古文漢文
英語
数学

第五章 受験勉強の「テクニック」
「テクニック」とは何か
授業の受け方
きれいなノートには何の意味もない
ノート作成法
暗記カード使用法
問題演習の方法 「◎○×勉強法」
過去に受けた模試の復習法
電子辞書のすすめ

合格体験記

あとがき
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ちなみに価格はゲンをかついで777円としました(笑)
興味を持たれた方はご購入頂けると幸いです。また、感想や批評は、大変参考になりますので、気が向いたら本Blogのコメント欄やAmazonのレビュー欄などで頂けると幸いです。
それでは、勉強頑張って下さい。

G戦士
 

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プロフィール

G戦士

Author:G戦士
昭和60年生。元京大総合人間学部生。現在はアメリカで某プロフェッショナルファームに勤務。

地方公立高校卒業後、半年間のフリーター宅浪を経て、京大に合格。その経験から得た受験勉強法を書き綴っています。
→詳しいプロフィールへ


Sub Author:シロップ
平成2年生。東大文科三類在籍。

都内私立高校後、宅浪を経て、東大に合格。現在はG戦士さんに代わり、ブログの管理の中心を担っています。
→シロップの詳しいプロフィールへ

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