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コラム:文三についての雑感

センターお疲れさまでした。シロップです。
結果が良かった人も、思うように実力が出せなかった人も次に備えて勉強を開始している頃だと思います。
まだまだ挽回可能です。諦めずに!

(考えてみれば、私もセンター終了後から本格的に世界史の勉強を始めましたが、6割程度とりました。
まだなんとかなる!)


G戦士さんが書かれている出願校の決定を読むと、勉強へのモチベーションが高まると思います。
是非ご覧ください。


今日は、勉強とは関係ないのですが、自分の所属する東京大学の科類について書こうと思います。
(個人的な感想なのでバイアスがかかっています。)
勉強の息抜き程度に読み流してください。

私が所属するのは文科三類なのでその立場から。

東大には「進振り」(進学振り分け)という制度があり、2年生の夏に行われる「進振り」を経て
ようやく学部が決まります。
それまでは教養学部(前期課程)の文科1、2、3類にわかれているわけです。


文科一類(以下文一):法学部
文科二類(以下文二):経済学部
文科三類(以下文三):文学部、教育学部
に進学するのが基本になっています。※教養学部の後期課程もあります。

科類と選択語学(第二外国語)によってクラスが分けられます。
但し、英語以外の言語(フランス語、ドイツ語、中国語)を第一外国語とする場合、通称「インター」と呼ばれるクラスに科類に関係なく入ります。

文一と文二は同じクラスに配属され
文三は文三のみのクラスになります。

理由としては、クラス単位で第二外国語(ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、韓国語、イタリア語の中から1つ選択)の語学の授業を受けるのですが、文一二生は2年生の夏学期まで授業があるのに対し
文三は2年生の冬学期まで続けるからかもしれません。

なので、文一生などがクラスを言う時は「文一二のドイ語21組だよー」みたいな感じになります。

大体ここまでが前提知識です。
今日書きたいのは文三について。

もしも、今、「成績が良くて、どの科類にでも入れるとしたら、どの科類に入りますか?」
と聞かれたらきっと「文一か文二」と答えると思います。

どうしてかというと、文三は圧倒的に「進振りが辛いから」です。

東大の進振りのメリットとして、「大学である程度勉強してから自分の勉強したい分野を決められること」が挙げられます。
しかし、せっかく勉強したい分野が決まっても、自分の希望する学部学科に入れるとは限りません。
進振りは、まさしく大学受験と同様点取り競争だからです。しかも、周りは皆東大生。

例年、
文一生が 法学部に進学できる 底点(一番低い点数)は 70点程度。
文二生が 経済学部に進学できる 底点は        70点強。

しかし、文三生で 希望する人の多い教養学部(後期課程)にいくのなら 最低でも80点以上は必要です。

この点数は何かというと、成績を数字化した上で出された平均点です。

優:80点以上
良:65~79点
可:50~64点
不可:50未満(単位認定されない)

教養学部(前期)の成績認定には罠があります。それは「優3割規定」です。
「優は、科目履修者の3割を条件とする」とするものなので、7割の人は良・可・不可になります。

つまり、文三の教養学部進学希望者が取らねばならない80点以上とは、
科目履修者3割しかもらえない優を、ほぼ全ての科目で取らねばいけないということです。

正直、かなりキツイです。
もしも、教養学部の一番人気の学科に行きたいなら、85点は無いと厳しいくらいです。
こうなってくると、ただの優ではダメで点数の高い優をとらねばならなくなります。
というわけで、文三の進振りはキツイのです。

もしも、文一・文二生が教養学部(後期課程)に進学を希望したらどうか?
人数の変動により毎年かなりの変動はあるのですが、
60点代でも教養学部にすすめることがあります。(人気のある学科だと80点近く必要なこともありますが)


とはいえ、来年から教養学部は学科が再編されるのでどうなるかについては断定できません。
ちなみに、文三から法学部に行きたい場合も85点くらい、経済学部に行きたい場合も75点以上は必須です。
(文学部の場合、人気が全くないところは底割れといって点数に関係なく進学できるところもあれば、人気のある社会学科のように75点は欲しい学科もあります)

有名進学校出身者で文三受験を希望していたら、
先生に「悪いことは言わないから文一(二)にしておきなさい」と促されたという人がいました。
それはこのへんの進振り事情も絡んでいるのだと思います。

実際文三に来てみると有名進学校の人々が受験を避けるためなのか、地方出身者が多い感じがあります。


かといって、文三にくることがデメリットだけかというと一概にはそうはいえません。
文三に来るひとは面白い人が多い。

もちろん、私のように成績的に文三しか入れるところはなかったという人もいるにはいるのですが、
文一・二に受かる実力があるにもかかわらず文三を選んだ人はやはり覚悟が違う。

文学、哲学、歴史等非常に幅広く知識を持っている人や、マニアックなテーマに精通している人、ラテン語などの古典語も含むいくつもの語学に取り組み思想を極めようとしている人などなど
興味深いと思えたり、ものすごい、と尊敬出来るような人が何人もいます。

また、文三のクラスメイトの進学先の多様さも魅力の一つかも。
文一、二がそれぞれ法学部、経済学部にそのまま進学する人々が多いのに比べて

文三だと文学部、教育学部、教養学部に進学するのはもちろんのこと、(この時点でもけっこう色々な道がありますね)
他に、工学部、農学部、経済学部、法学部等に進学する人も何人かいます。


学部に進んだあと、再開したときにどんな話を聞くことができるか今から楽しみです。
そういう点では文科三類で良かった。

さらに付け加えると、最初で述べたように文三は語学が二年生の冬学期まであります。
クラスの交流が他の科類に比べて長くとることができるのも文三を選ぶメリットになるでしょう。


進振りで絶対的に不利なことさえ除けば、つまり、進振りに備えてきちんとやれる人ならば
文三に進学するのもなかなか良いと思います。

平成24年度センター試験前日

みなさんお久しぶりです。シロップです。
なかなか記事を更新することが出来ずすみません。
たまには、大学のことなどを書いてみようかなと思いつつ停滞していました。


さて、明日・明後日はセンター試験本番ですね。
明日受験する方は緊張していると思います。
勉強している方も、明日に備えて寝ようとおもう方も全日の過ごし方はそれぞれだとは思いますが
体調を万全にすべく、早めに寝るのをお勧めします。
緊張で寝れなくても横になっていたほうが幾分か疲れは取れるものです。

そして、センター試験本番で実力を出しきるを読んで明日の試験では実力を出しきってください。

今年のセンター試験では、東大をはじめとして色々な大学でセンター利用の制度が変わりますね。
使用科目が変わったり…
混乱することもあるかもしれませんが、落ち着いて臨めるようにしてください。


センター当時の自分のことを振り返ると、
現役の時の私は、全く勉強していなかったため、本当にいい加減な気持ちでセンターを受験しました。
「別に、勉強してないし、いい点数なんてとれないし」
投げやりでした。
点数は、数1A、数2Bともに50点。実力通りの結果でした。


一方、浪人時は必死でした。
「なんとかしていい点をとる。センターの対策も万全にした。絶対にいい点を取る!」
そう決めてセンター会場に乗り込みました。

とはいえ、緊張してどうしようもなかった。
そのうえ、数学1Aが致命的に出来ず、1Aの試験が終わった瞬間トイレに駆け込み泣きました。
もうセンター受験をやめようかと思った。投げ出そうかとすら考えました。

でも、「2Bは出来るかもしれない」と思い直して教室に戻りました。
普段、2Bのほうが1Aよりもダントツにできないのに。

試験問題を開き、解き始める。そして、解き終わって、
「解けた!出来た!救われた!」と思いました。

結果数2Bでは98点。実は、壊滅的だと思った数1Aもなんとか75点ほど取れていました。

もし、数1Aが終わった段階で諦めていたら…

受験時には、どんな状況がまっているかわかりません。
もしかしたら、国語で自信を持って解答することができないかもしれない。
数学が全くわからず、何問も飛ばして次にいかなくてはいけないかもしれない。

あるいは、普段よりもできて、嬉しい気持ちになるかもしれない。
隣の人は、奇声をあげた後突然倒れるかもしれない。(友達から聞いた実体験です)

しかし、試験が終わるまで結果はわからない。
試験が終わるまではネガティブなことを一切考えずに
諦めないで、かといって気を抜くこともしないで、この2日間戦い切ってください。

みなさんが後悔なく受験しきれることを願っています。

 

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プロフィール

G戦士

Author:G戦士
昭和60年生。元京大総合人間学部生。現在はアメリカで某プロフェッショナルファームに勤務。

地方公立高校卒業後、半年間のフリーター宅浪を経て、京大に合格。その経験から得た受験勉強法を書き綴っています。
→詳しいプロフィールへ


Sub Author:シロップ
平成2年生。東大文科三類在籍。

都内私立高校後、宅浪を経て、東大に合格。現在はG戦士さんに代わり、ブログの管理の中心を担っています。
→シロップの詳しいプロフィールへ

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