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受験勉強法Blog完成のお知らせ

お久しぶりです。
今回、勉強法のカテゴリの構成を大幅に変更しました。(勉強法

そして、今回の更新をもって、受験勉強法Blogが「完成」した、ということを宣言したいと思います。
正直言うと、「完璧」からは程遠いのですが、今日を区切りにブログ更新をやめたいと思います。

いきなり終了宣言をするに至った理由は色々とありますが、一言で言えば、「情熱」が消えてしまったからです。
思い返すと、大学1回生のときに、「ただ自分の思いを伝えたい」と始めたこのブログ。今から思えば、拙い内容・文章だったと思います。合格体験記も、先ほど読み返してみたら、「こんな小さなことで悩んでいたなんて。それにしても変な文章だなあ。。」と恥ずかしくなってしまったほどです。
しかし、一方で、これほど熱くて心のこもった文章はもう今の私には書けないでしょう。当時の私は、このブログにものすごい情熱をかけていました。たったひとりでいいから、このブログを通じて、誰かの人生を変えたいと願い、そして変えられると強く信じていました。時間を忘れて、記事を書き、コメントを返し、ブログの構成を何度も何度も再考しました。このような思いが読者の皆さんに伝わったからこそ、最も有名・見られている受験ブログのひとつにまで成長できたのだと思います。

しかし、今の私は大学受験というものからあまりにも遠ざかってしまいました。現在、私はニューヨークのとある米系プロフェッショナルファーム本社で朝から晩まで働く毎日を送っています。周りは皆アメリカ人(または在米10数年の非日本人)ばかりで、会話もメールも文書も全て英語です。ここでは、東大卒なのか慶応卒なのかそういったことは一切気にされませんし、誰も京都大学の存在さえ知りません。もっと言えば、「どういった教育を受けてきたか」ということは誰も気にしていません。ただ「あなたは何ができるのか」が強く問われるのみです。

大学受験が無意味だと言いたいわけではありません。むしろ、アメリカで、日本の受験システムの素晴らしさを痛感しています(もちろんデメリットもありますが)。大学受験の勉強はほぼ全て役に立ちます。国語も英語も数学も理科も社会も、日本の大学受験で作られる基礎体力は、皆さんが思っている以上に素晴らしいものです。

ただ、私が生きている世界が日本の大学受験からあまりに無縁になってしまっただけです。そして、そんな私が本当の情熱と切実感を持って皆さんの心に届くようなメッセージを発信できるとは思えなくなったのです。完全にこのBlogから卒業すべきときが来たのです。


読者の皆さん、長年のご愛読ありがとうございました。
また、更新作業を手伝ってくださったシロップさん、大変助かりました。
この場を借りて、感謝をお伝えしたいと思います。

本当にありがとうございました。



私がこのBlogを通じて学んだ最大のことは、

情熱を持って、自分の意見を発信し、人に影響を与えるということは、物凄くエキサイティングで、やりがいのあることだ

ということです。

実は、すでに情熱を持って取り組んでいることがあります。現在は、まだまだほかの皆さんに情報発信できるほどのものを私自身が蓄積できていませんが、誰かに影響を与えることができるほどの実力が自分についたと思える時がきたら、また情報発信を始めるつもりです。きっと、受験勉強法Blog開設時のように、読者は殆どおらず、未完成でただ熱いだけの記事が書きなぐられているだけの格好悪いスタートになるでしょう。

それではまた会う日まで。

2013年1月24日午前0時24分 New York Upper Westの自室にて。G戦士

総合人間学部廃止 ―改革反対論に思うこと

同窓会からのメールで知ったのですが、総合人間学部がなくなる可能性が出てきたそうです。背景には、教養教育の底上げのために、新しく国際高等教育院を設置することがあるようです。この国際高等教育院は、研究ではなく、教養教育を行うための組織となるため、総合人間学部は事実上廃止になるかもしれないのです。

自分の出身学部がなくなってしまうのは実に寂しいことです。実際に、「総合人間学部出身です」と言ったときに、「何ですか?その学部」と聞かれることがしばしばあるのですが、これからは「いや、既に廃部になってしまってまして」と返さなくてはならなるかもしれないと思うと、やるせない気持ちになります。また、これから自分の後輩が輩出されなくなるのだと思うと、どこか寂しくなります。

しかし、このような個人的な感情や、今回の変更によって損害を蒙る友人が多くいることを完全に忘れて、客観的な立場で考えてみると、総合人間学部と人間・環境学研究科は正直廃止したほうが良いのではないかと思っています。誠に遺憾ながら止むを得なし・・・という感覚です。

理由はいろいろありますが、根本的には、総合人間学部は学際的な研究機関として機能しておらず、今後も改善は見込めないということにつきます。
せっかく全く異なる専門を持った教授を数多く抱えているにもかかわらず、全くシナジーが生まれていません。それぞれの授業・ゼミが、各学部の専門授業の劣化版として存在しているに過ぎません。研究内容・授業/ゼミ内容を、「総合人間学部でしかできない学際的なもの」にしなければ、存在意義が問われても仕方がないと思われます。
なお、このような体たらくに陥っているのは、(1)教員・研究室にコラボレーションをする意志と能力が欠如しており、たこつぼ化(狭い専門分野に閉じた研究・授業内容を放置)していること、(2)そもそもどのような人材を育てたいのか、という明確なビジョンがないこと、が理由だと考えています。このような実態を反映してか、人間・環境学研究科の大学院生のレベルは総じて低いです。他の大学院からなめられています。
総合人間学部側が、明確な改革案を出さない限り、「既得権益者が全体最適を拒んでいる」としか受け取られなくても止むを得ないと思います。

また、同窓会メールは、「今回の改革には絶対反対!」という論調で、さまざまな方の意見が載せられていたのですが、正直極めて幼稚・感情的な主張であるように感じました。たとえば、「トップダウンは許されない/教授会の自治が侵害された/総長の独裁政治」といった主張をされていたのですが、感情の発露に過ぎず、論拠に欠けていると言わざるをえませんでした。なぜトップダウンがいけないのか? ビジネスの現場で、トップダウンでなければ組織運営が極めて非効率的になることを日々実感している卒業生にも分かりやすく説明してほしいものです。
また、自由の学風を守りたいという主張は一見聞こえが良いのですが、実際4年間過ごした者として思うのは、「そんな高尚な自由の校風は既に存在していない」ということです。自由ではなく、怠惰こそが京都大学を形容するにふさわしい言葉です。

ネットに出ている反対意見にも賛成できるものではありませんでした。例えば、岡教授(個人的にも知っている人ですが)は、以下のように言います。

「グローバルな人材育成」などが多く語られる現状について、「ネイティブスピーカーに習って英語ペラペラなだけの、単にビジネスに役立つ人物を作ろうとしている。こんなのは本当の意味でグローバルとは言わない。別の世界の見方を学ぶのが教養であり、西洋だけやればいい話ではない」

英語ペラペラなだけ・・・「だけ」ですか? 英語ぺらぺらな「だけ」な人すら殆ど見かけませんし、英語ペラペラになるだけでも、長い時間・努力が必要です。そして、ペラペラなだけで、ビジネスだけでなく、学問にも多くの良い影響があります。総合人間学部というユートピアで温室栽培されているとそういった感覚がなくなるのかもしれませんが、各国の教授達との信頼関係の構築、最新の研究内容の交換に、「英語ペラペラはMust」です。
もちろん、言語は唯のツールであり、別の世界の見方を学ぶのが教養であるということには100%同意しますし、私が大学時代で得た最も価値あるものも、別の世界・角度から物事を捉える能力だったと確信しています。しかし、だからといって、英語ペラペラになることに注力することを否定できないと思われます。たとえるならば、小学校教育では、道徳・倫理観や規律、人間性をはぐくむことこそが最も重要だと思いますが、それでも基本的な漢字と掛け算・割り算は徹底して習得させなければならないのと同じことです。
さらに言えば、英語ペラペラになることに注力しつつ、さらに別の世界の見方を学ぶこと、両方を追いかけることが大事です(これについては岡教授も賛成だと思います)が、これを実現する上で現状の体制のほうが改革後の組織体制よりも適している理由が見当たりません。研究をしっかり行っている教授が担当しなければ別の世界の見方は学べないのでしょうか。今の低レベルな授業・ゼミ内容では、説得は困難でしょう。

なんだか久しぶりに日本語を書いたので、なんだか変な荒い文章になってしまいました。突っ込みどころ満載だなあ(笑)
ちなみに、蛇足ですが、個人的には、総長と仲の良かった国際文明学科のA先生がどういう立場にいるのか気になっています。知っている方連絡ください。

P.S. アメリカにいるうちに、日本維新の会ができたり、総選挙が行われることになっていたり、なんだか浦島太郎な気分です。帰国したときに日本がよりよい国になっていますように。。。
 

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プロフィール

G戦士

Author:G戦士
昭和60年生。元京大総合人間学部生。現在はアメリカで某プロフェッショナルファームに勤務。

地方公立高校卒業後、半年間のフリーター宅浪を経て、京大に合格。その経験から得た受験勉強法を書き綴っています。
→詳しいプロフィールへ


Sub Author:シロップ
平成2年生。東大文科三類在籍。

都内私立高校後、宅浪を経て、東大に合格。現在はG戦士さんに代わり、ブログの管理の中心を担っています。
→シロップの詳しいプロフィールへ

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