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人間関係マネジメント

受験は登山

 受験を登山に例えてみよう。

 登山(受験)はたったひとりで登らなければいけないわけではない。確かに、私(G戦士)は自宅浪人という方法をとり、たった一人で登ったが、仲間と共に助け合いながらの登山のほうが大多数の受験生にとっては良いだろう。

 一緒に登れる仲間がいるということは本当に心強いものだ。一緒に歩を進める、たったそれだけのことだが、それがどれだけ心強いことか。

人間関係の重要性


 いつの時代も会社・学校を辞める原因の第1位は人間関係だ。 授業・仕事内容への適性、やりがい、給料、自由時間。……こんなことよりも、人間関係が、人の心を折る。

 きれいな目標を立て東大を目指すと固く決意して勉強を始めたとしても、周囲の友達の心無い一言で、決心というものは簡単に揺らいでしまう。

「最近付き合い悪いよね?」
「何だよ、急にガリ勉になってどうすんの」
「○○ちゃんは絶対にカラオケ行くよね?」
「所詮俺達○○大くらいだよな」


  一緒に山を登る仲間達は、大きな力となる一方で、時として、目の前のどんなに険しい自然よりも大きな障壁となる。

 必死に登ろうとする自分の横で囁き始めるのだ。

「もうこの山でいいんじゃない? 俺達にはこれくらいが丁度だよ」
「そもそも頂上が何だっていうんだよ。登山なんてもうやめにしようよ」

 さて、 仲間が「もう少しだけ小屋で休んでいようよ」といい始めた時、「いや、もう十分休んだ。登ろう」と言えるだろうか。仲間が低い山で妥協した時、「俺は嫌だ。あの高い山にどうしても登るんだ」と言えるだろうか。 

 だけではない。 登山をガイドするはずの教師・親達もまた時に大きな障害となる。
 自分の登りたい山(大学)は決まっているというのに、違う山に登るための道具の使い方ばかり教えるガイドたち。
「あなたはあんな高い山なんて登れない、ここにしなさい」と目標を踏みにじる両親たち。
 彼らの多くは良かれと思って言っているのだろうが、頂上を目指すあなたの最大の邪魔者にもなることさえある。

 受験とは、勉強だけの話ではない。 緻密な戦略を立てただ必死に勉強するだけでは受験には勝てない。 あなたを取り囲む人たちとの関係をどうマネジメントするか。 これもまた受験勉強法の最も重要な要素の一つなのだ。


マネジメント方法とは


具体的にどうやって人間関係をマネジメントすれば良いのだろうか。

結論から言うと、「あなたが深く関わる人たちを4つのグループに分け、各グループの性質に合った対応をする」ことである。

まず、以下の二つの軸でグループ分けをする。
①あなたが受験勉強をする上でプラスの影響をもたらす人かどうか
②あなたにとってかけがえのない人かどうか


そうすると、以下4つのグループに分けられるはずだ。
A 受験にプラス、かつ、かけがえのない人
B 受験にプラス、だが、大事ではない人
C 受験にマイナス、だが、かけがえのない人
D 受験にマイナス、かつ、大事ではない人
 
Aは「戦友」だ。 大切だし、高め合える。こんな素晴らしい関係はない。
稀に、デートの場所は図書館ばかりというカップルが存在するが、彼氏・彼女であると同時に、受験においては紛れもなく「戦友」だ。また超進学校においては、周りの友達が全て戦友というすばらしい環境が揃っている場合が多い。
 Bは「ライバル」だ。嫌いだけど、切磋琢磨できる存在。 普通にしていると、意識的に避けたり、異なる行動をとってしまったりするケースが多いが、受験におけるプラス効果は時に戦友を上回る。「あいつだけには負けたくない」という負のパワーは、時に「一緒に合格したい」という正のパワーを上回る。
 Cは「ヒモ」である。 自分にとって損だと分かっているのにどうしても離れられない人だ。 ヒモの扱いは一番注意しなければいけない。待っているのは破滅のみだというのに、かけがえのない存在ゆえに関係を断ち切ることができない。或いは、関係を断ち切る副作用(精神的ダメージ)が極めて大きい。
 Dは「最悪君」。 別にすきでもないし、受験に悪い影響しか与えない人だ。


人間関係図



 

各グループへの対応


 では、実際に、各グループによってどのように対応を変えればよいのだろうか。また、その結果どのような効果が期待できるのだろうか。
 まず、戦友の扱いは非常に簡単だ。とにかく戦友との関係を大事にして一緒にいる時間を多くすること、これに尽きる。 戦友は受験においても精神面でもプラスの効果がある貴重な存在だ。戦友との関係を最も大事にすることが大切だ。
 
 次にライバルについては、まず、今の自分を最も高めてくれるライバルを「意識的」に見つける。 時間経過に応じて、ライバルは半年で変えるくらいが良い。昨日までライバルだった彼も現在では只の雑魚かもしれない。そして、ライバルに対して「あいつにだけは絶対に負けたくない」と思い、機会あるごとに勝負するのだ。学校のテスト、模試、日々の暗記。ライバルの存在を活かして、自分を高めよう。

 三番目はヒモだが、彼らの扱いは最も難しい。細心の注意を払う必要がある。 まず、注意しなければいけないのが、①の軸「受験にプラスかどうか」だけでヒモを軽視してしまうことだ。特に、教育ママ達は、遊んでばかりの友達との仲を無理矢理引き裂こうとすることも多いが、かけがえのない存在であるヒモとの人間関係の悪化は長期的には受験自体にも悪影響をもたらすことが多い。本当に大切な人との人間関係の崩壊は、精神の安定、ひいては勉強意欲に大きな影響を与える。
 しかし、だからといって、ヒモとばかり一緒にいては必ず受験に失敗する。Fランク高校生がよく受験に失敗するのはこのせいだ。彼の周りのヒモ達と一緒にいすぎたせいで受験に失敗する。

 

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人間関係マネジメント②-具体的方法-


マネジメント方法とは


具体的にどうやって人間関係をマネジメントすれば良いのだろうか。

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プロフィール

G戦士

Author:G戦士
昭和60年生。元京大総合人間学部生。現在はアメリカで某プロフェッショナルファームに勤務。

地方公立高校卒業後、半年間のフリーター宅浪を経て、京大に合格。その経験から得た受験勉強法を書き綴っています。
→詳しいプロフィールへ


Sub Author:シロップ
平成2年生。東大文科三類在籍。

都内私立高校後、宅浪を経て、東大に合格。現在はG戦士さんに代わり、ブログの管理の中心を担っています。
→シロップの詳しいプロフィールへ

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