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死生観

以下のような質問をもらった。僕も大学時代にニヒリズムについては大いに悩んだ。他人事には思えないので、軽くではあるが、回答しておく。

>戦士さんの死生観を教えてくれませんか?
僕は最近、いわゆるニヒリズム的な世界無秩序な考え方に、生きる活力を奪われ気味なのですが、G戦士さんの死に対する思いというか考えをきいてみたいと思いました。



私の死生観について明確に伝えるには相応の文章量が必要で、それを行うだけの時間は今の私にはない。だから、誤解されるのを承知で乱暴な表現を使うのを許してほしい。

私は、今という瞬間にしか価値はない、と思っている。
何かを達成すること、に何らの価値も見出せない。
したがって、死ぬまでに何かを達成するという夢もなければ、そんな夢を持つ必要などさらさらないと考えている。

一見すると、ニヒリズムの境地を越えて、快楽主義に陥っているかのように思われるかもしれないが、それは違う。私からすれば、これ以上に前向きで生産的な死生観はない。誰にでも分かるような形式で説明できないのは歯がゆい限りだが、本気で興味があるならば、以下の書籍を読むことで、大体の考え方を理解してもらうことはできると思う。



今と言う瞬間を賢明・懸命に生きる。これだけだ。

コメント

信者

G戦士の価値観形成に影響を与えた本をもっと教えてください

「時間の比較社会学」という本が紹介されてます(携帯用)

yellow

私は"心"をキーワードに生きることで虚無感がなくなりました。

おそらく人によって心の向く方向が違うと思うんです。その人が価値を見いだしたものにしか価値は生まれないと思うんです。世間には"数学の心"あり"経済学の心"あり"音楽の心"あり"道端の石ころにも心"あり、そこに価値を見いだした者にだけ分かる心があると思うんです。

物質だけ見ていると全てがフラットに見えてくるけれど、"心"にポイントをおいてみて何週間かしたら周りの世界が色づいて見えるかもしれませんよ(^O^)

もちろん心と言っても宗教ちっくなものではなく"現実にある心"です(>_<)要は現実世界に心を見いだせたらいいと思います

若干19の大学生の青い青い考えですが、これが僕の意見です。

お読み頂きありがとうございます。

tatu

アグサさんへ
そうですね。一時期夢中になってもふと我にかえってしまってぱたりとやめてしまったことが私にもあります。うーん…どうすればいいのでしょうね。「続けられないならやらなければいい」というのも事実なのですが。

アグサ

G戦士さん。
私もあなたのサイトに感化されたものです。受験ではないですが、別の分野で「死ぬほどの本気」「こんなに気持ちを強くもって集中しきってる奴は私以外いない」と思えるとこまで頑張った結果、予想以上の結果が出せるようになりました。
しかし、望んだはずの結果がでても全然うれしくない上、凄まじい虚無感も同時に体験し、継続するのが困難な状況に陥ることが多いです。その対策がG戦士がおっしゃられているような「今という瞬間にしか価値はない」という考えで対策されるんですかねえ・・まだまだ未熟者でよくわかっていません。

Tatu

田口ランディさんが言っていますが、人は「死」を受け入れることができた時に初めて「自分」自身になれるのかもしれません。普段人は目に見えないものを省みようとしませんが、質問者さんがこの問いにとらわれているのは、おそらく今それを必要としているからでしょう。

読んでみます

ありがとうございました

(p.s.携帯用で本のリンクが出てませんよ)

G戦士

>管理人さんは「本を読む」ことである程度の「確信的な何か」を得ることが出来たんですか?

そうです

>(僕は~論や~主義など、言語や思想や哲学というより、感覚の根底にある実感的な諦観というか虚無感に悩んでいます)

その感覚こそが近代になってから人類が獲得したものにすぎない、というのが私の紹介した本の主張のひとつです。注意深く読めば、その感覚が身にしみると思います。

受験生A

お忙しい中ありがとうございます。

「今」はこの世で唯一確かなものですね。


管理人さんは「本を読む」ことである程度の「確信的な何か」を得ることが出来たんですか?ニヒリズムとの遭遇による悩みから、確信的な何かを獲得した過程・流れをどうか簡単でいいので教えていただけませんか?


(僕は~論や~主義など、言語や思想や哲学というより、感覚の根底にある実感的な諦観というか虚無感に悩んでいます)

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G戦士

昭和60年生。元京大総合人間学部生。現在はアメリカで某プロフェッショナルファームに勤務。

地方公立高校卒業後、半年間のフリーター宅浪を経て、京大に合格。その経験から得た受験勉強法を書き綴っています。
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