しかし、内容にまで目を配ると、現代社会が他の科目とは全く違うことに気づく。歴史科目や倫理のような「普通に生活していたら絶対に知ることのない知識」は聞いてこない。代わりに、新聞を見たら載っているような知識を聞いてくる。いわば「一般常識」のテストなのだ。
だから、普段から新聞やテレビのニュースを見ている人、勉強はそれほどだが政治経済系の読書はたっぷりしてきた人などにとっては、現代社会は超おとくな科目になる。本当に何もしていないのに高得点が取れるのだ。
試験本番でひやかしで受けたら本気で勉強したいた科目よりも高得点を取ってしまい現代社会の点数で国立に出願した、という例をよく聞くが、これは「ラッキー」と捉えるべきではない。むしろ、悔やむべきことだ。「もっと早くから現代社会に変更していれば無駄な時間を使わずにもっと高得点を取れたかもしれない」と捉えたほうがよい。
□こんな人は一度現代社会を解くべし
・歴史科目を選択しているが直前の今でも点数がやばい状態の人
・ニュースや新聞を見るのが好きな人・習慣化している人
・学校で現代社会を選択していたが受験ではなんとなく地歴を選択してしまった人
・とにかく今まで地歴も公民も全然やってこなかった人
□相談する人を選ぶ
まず初めに断言するが、科目変更について安易に学校の先生に相談してはならない。「今までがんばってきたじゃないか。それに変えたところで楽になるわけじゃないよ」と諭されるのがオチだ。
例外はあるが、一般に、教師は極端にリスクを嫌い努力を賛美する。そして現代社会への科目変更は、リスクが高く、努力を避ける行為である。「現代社会に科目変更を考えています」と言うのは、「楽していい点数取りたいです♪」と言っているのと同じだ。だから、彼らは反対する。
また彼らには科目変更を勧められない政治的理由もある。今選択している科目(たとえば世界史とか)を担当している他の教師との人間関係の問題である。あなたに「世界史から現代社会に変えたほうがいい」と言うのは、「世界史の先生の授業は聞かなくていいよ」という主張を含んでいる。「最善の選択はリスク回避」というカルチャーの職員室社会では、むしろ賢明な教師ほどあなたの科目変更に反対するだろう。(教師の皆さん、単純化しすぎてごめんなさいw)
相談するなら、塾の先生でも兄弟でも親でもいいから、『こいつは合理的に考えて答えをくれそうだな』と思う人にしてほしい。もちろん、最後に決断するのは自分なのだが。
□とにかく一度センターの過去問を解いてみる
当然だが、誰かに相談する云々以前に、選択すべきか否かを決める「判断材料」が必要だ。そして、それは
センター現代社会の過去問の点数である。
だが、「70点以上なら現代社会へ」などと明確な基準があるわけではない。実に様々なことを考慮して決める必要がある。以下に列挙する。
・得点(当たり前だが)
・その年の平均点(たとえ高得点でも問題が簡単だっただけかもしれない)
・自分が今選択している科目の過去問の点数(たとえ55点しか取れなくても世界史が50点だったら変更したほうがいいよね?)
・志望校の配点(センター社会の得点割合が低いなら、歴史科目から公民に変えて時間を節約したいもんね)
・そもそも現代社会の内容は好き?(勉強し続けられないなら意味ないよね)
センター選択科目のすすめ 公民や
センター選択科目のすすめ 地理歴史で示したような科目特性も考慮に入れて欲しい。
ちょっとこの情報だけではなんともいえませんね。すいませんが、お答えできないです。もうしわけないです。