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生きるのみ


  • 2007-05-07
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亀田興毅世界戦を終えて・・・

亀田興毅選手が世界チャンピオンになりましたね。普段はTVを全く見ない私もこの試合だけは前からしっかりチェックして見ました。



1ラウンドからいきなりダウンする波乱の幕開け。途中ボディを中心にダメージを与えるも、最後はランダエタの猛烈ラッシュに亀田はクリンチしかできない。試合終了直後は正直「こりゃ負けかな・・・」と思いました。

しかし、結果はなんと2-1で亀田勝利。本当に驚きました。「こんなん八百長やんか、クソ試合やな。」と思いました。亀田はかなり好きな選手なんですが、試合結果には憤りさえ感じました。「Blogとか2chとかでたたかれまくるんだろうな」という率直な感想も実際に現実のものになったようです。

・・・といつもならここで終わるところですが、少し冷静に考察してみることにしました。ボクシングについては完全に素人なので、少し学問的に考えて見ます。

次のような実験を知っているでしょうか。人間の愚かさを痛感させる実験です。以下行動経済学 経済は「感情」で動いているを参照。

被験者に摂氏14度の水に手を1分間つけ、その後すぐにタオルで水を拭く。次にもう一方の手をまず14度の水につけ、その後30秒間で徐々に15度に水温を上げた。
両方が終わったところで、被験者にもう一度手を水に手をつけなければいけないが、どちらの方を選ぶかたずねた。
長い方で最後に不快感が軽くなったと感じた被験者の8割は長い方を選んだ。一方、軽くならなかったと感じた被験者では4割だけが長い方を選んだ。


この実験は「最後の30秒が良いと感じると、いやな1分間の苦痛が軽減される」ことをあらわしています。つまり、心理的には最後がよければ全体がよくみえてしまうのです。(エンド効果

亀田の試合の場合、ラウンドの終わりのほうでパンチをもらうことが多く、ラウンドごとの印象が悪くなります。また、試合全体でも最後の方に押されていたため試合自体の印象も悪くなります。また、「私自身が何故亀田が負けだと思ったのか」を冷静に考えると、全体の印象が悪かったからに過ぎず、これらの錯覚に陥った可能性は否定できません。

そして、先に述べたエンド効果だけでなく、ピーク効果と呼ばれる「最も印象的な部分を過大評価する性質」が人間には存在します。たとえば胃腸検査の受診者は「最も痛かったときの苦痛の大きさ」を基準に胃腸検査全体の印象を決めてしまうのだといいます。

亀田の試合において最も印象的だったシーンは言うまでもなく「1ラウンドの亀田ダウン」でしょう。この印象が試合全体の印象をかなり左右しているのは言うまでもないことです。私自身、冷静に振り返ると、亀田敗北だという結論を出させた確信犯は間違いなく1ラウンドのダウンだったと思います。

以上の「エンド効果」と「ピーク効果」を考慮すると、試合直後の私の感想は間違いだったと認めざるを得ません。必ずしも「亀田は絶対に負けだった」と決めつけることはできない」という結論が出ました。

もちろんこれらの効果が大きいものだったとしても、それでも勝敗をつけるのは非常に難しい試合だったと思います。実際、私自身の「亀田の負け」という結論自体は揺るぎませんでした。しかし、NET上での過剰な反応は間違いなく「エンド効果」と「ピーク効果」によって増幅されたものであるとも確信しています。専門家が客観的な基準で採点するのに対して、我々は直感的な印象に頼らざるを得ないからです。

我々の直感は最新のコンピューターにもできない素晴らしい発想を生み出します。しかし、時として、幼稚な錯覚を生み出し、真実から遠ざかってしまいます。この人間の直感の二つの側面をしっかり理解する必要性を何故か亀田の世界戦から痛感してしまったG戦士でした・・・笑

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プロフィール

G戦士

Author:G戦士
昭和60年生。元京大総合人間学部生。現在はアメリカで某プロフェッショナルファームに勤務。

地方公立高校卒業後、半年間のフリーター宅浪を経て、京大に合格。その経験から得た受験勉強法を書き綴っています。
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Sub Author:シロップ
平成2年生。東大文科三類在籍。

都内私立高校後、宅浪を経て、東大に合格。現在はG戦士さんに代わり、ブログの管理の中心を担っています。
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