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Principle

最近、世界最大のヘッジファンドBridgewaterの創業者Ray DalioのPrinciplesを読んで、とても感銘を受けました。
(投資に関することは殆ど書いてありません。自分の人生への向き合い方から、日常生活の小さな選択に至るまで、ありとあらゆる事柄に適応できるLife Principleが極めて情熱的に記述されています)
ネットで無料で閲覧できるので、英語に自信のある方は読んでみてください。
⇒Ray DalioのPrinciple

さて、このPrinciplesを読んでいるうちに、最近の「がんばった気になっている自分」に気づきました。

確かに、効率的に、そして一生懸命に、目の前のことに取り組んできているという自負はある(あった)のですが、しかし、そのひとつひとつの取り組みが、一体何を達成するためにあるのか。その意識が完全に欠如していました。

例えば、しっかりと選びぬかれた経済関係の本を読むのは一見自身の成長にもつながる良い余暇の過ごし方に思えますが、いざ冷静になってみると、それが本当に長期的な視点から「自分のやるべきこと」「自分のしたいこと」ではないなあ、と。
読書という響きは何となく有意義に聞こえますが、少なくとも今の自分にとっては、惰性で、欲望のままにだらだらやっていることに過ぎないなあ、と思いました。
戦略なき戦術。自分の最近の生活態度には、こんな言葉が似合います。

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コラム:文三についての雑感

センターお疲れさまでした。シロップです。
結果が良かった人も、思うように実力が出せなかった人も次に備えて勉強を開始している頃だと思います。
まだまだ挽回可能です。諦めずに!

(考えてみれば、私もセンター終了後から本格的に世界史の勉強を始めましたが、6割程度とりました。
まだなんとかなる!)


G戦士さんが書かれている出願校の決定を読むと、勉強へのモチベーションが高まると思います。
是非ご覧ください。


今日は、勉強とは関係ないのですが、自分の所属する東京大学の科類について書こうと思います。
(個人的な感想なのでバイアスがかかっています。)
勉強の息抜き程度に読み流してください。

私が所属するのは文科三類なのでその立場から。

東大には「進振り」(進学振り分け)という制度があり、2年生の夏に行われる「進振り」を経て
ようやく学部が決まります。
それまでは教養学部(前期課程)の文科1、2、3類にわかれているわけです。


文科一類(以下文一):法学部
文科二類(以下文二):経済学部
文科三類(以下文三):文学部、教育学部
に進学するのが基本になっています。※教養学部の後期課程もあります。

科類と選択語学(第二外国語)によってクラスが分けられます。
但し、英語以外の言語(フランス語、ドイツ語、中国語)を第一外国語とする場合、通称「インター」と呼ばれるクラスに科類に関係なく入ります。

文一と文二は同じクラスに配属され
文三は文三のみのクラスになります。

理由としては、クラス単位で第二外国語(ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、韓国語、イタリア語の中から1つ選択)の語学の授業を受けるのですが、文一二生は2年生の夏学期まで授業があるのに対し
文三は2年生の冬学期まで続けるからかもしれません。

なので、文一生などがクラスを言う時は「文一二のドイ語21組だよー」みたいな感じになります。

大体ここまでが前提知識です。
今日書きたいのは文三について。

もしも、今、「成績が良くて、どの科類にでも入れるとしたら、どの科類に入りますか?」
と聞かれたらきっと「文一か文二」と答えると思います。

どうしてかというと、文三は圧倒的に「進振りが辛いから」です。

東大の進振りのメリットとして、「大学である程度勉強してから自分の勉強したい分野を決められること」が挙げられます。
しかし、せっかく勉強したい分野が決まっても、自分の希望する学部学科に入れるとは限りません。
進振りは、まさしく大学受験と同様点取り競争だからです。しかも、周りは皆東大生。

例年、
文一生が 法学部に進学できる 底点(一番低い点数)は 70点程度。
文二生が 経済学部に進学できる 底点は        70点強。

しかし、文三生で 希望する人の多い教養学部(後期課程)にいくのなら 最低でも80点以上は必要です。

この点数は何かというと、成績を数字化した上で出された平均点です。

優:80点以上
良:65〜79点
可:50〜64点
不可:50未満(単位認定されない)

教養学部(前期)の成績認定には罠があります。それは「優3割規定」です。
「優は、科目履修者の3割を条件とする」とするものなので、7割の人は良・可・不可になります。

つまり、文三の教養学部進学希望者が取らねばならない80点以上とは、
科目履修者3割しかもらえない優を、ほぼ全ての科目で取らねばいけないということです。

正直、かなりキツイです。
もしも、教養学部の一番人気の学科に行きたいなら、85点は無いと厳しいくらいです。
こうなってくると、ただの優ではダメで点数の高い優をとらねばならなくなります。
というわけで、文三の進振りはキツイのです。

もしも、文一・文二生が教養学部(後期課程)に進学を希望したらどうか?
人数の変動により毎年かなりの変動はあるのですが、
60点代でも教養学部にすすめることがあります。(人気のある学科だと80点近く必要なこともありますが)


とはいえ、来年から教養学部は学科が再編されるのでどうなるかについては断定できません。
ちなみに、文三から法学部に行きたい場合も85点くらい、経済学部に行きたい場合も75点以上は必須です。
(文学部の場合、人気が全くないところは底割れといって点数に関係なく進学できるところもあれば、人気のある社会学科のように75点は欲しい学科もあります)

有名進学校出身者で文三受験を希望していたら、
先生に「悪いことは言わないから文一(二)にしておきなさい」と促されたという人がいました。
それはこのへんの進振り事情も絡んでいるのだと思います。

実際文三に来てみると有名進学校の人々が受験を避けるためなのか、地方出身者が多い感じがあります。


かといって、文三にくることがデメリットだけかというと一概にはそうはいえません。
文三に来るひとは面白い人が多い。

もちろん、私のように成績的に文三しか入れるところはなかったという人もいるにはいるのですが、
文一・二に受かる実力があるにもかかわらず文三を選んだ人はやはり覚悟が違う。

文学、哲学、歴史等非常に幅広く知識を持っている人や、マニアックなテーマに精通している人、ラテン語などの古典語も含むいくつもの語学に取り組み思想を極めようとしている人などなど
興味深いと思えたり、ものすごい、と尊敬出来るような人が何人もいます。

また、文三のクラスメイトの進学先の多様さも魅力の一つかも。
文一、二がそれぞれ法学部、経済学部にそのまま進学する人々が多いのに比べて

文三だと文学部、教育学部、教養学部に進学するのはもちろんのこと、(この時点でもけっこう色々な道がありますね)
他に、工学部、農学部、経済学部、法学部等に進学する人も何人かいます。


学部に進んだあと、再開したときにどんな話を聞くことができるか今から楽しみです。
そういう点では文科三類で良かった。

さらに付け加えると、最初で述べたように文三は語学が二年生の冬学期まであります。
クラスの交流が他の科類に比べて長くとることができるのも文三を選ぶメリットになるでしょう。


進振りで絶対的に不利なことさえ除けば、つまり、進振りに備えてきちんとやれる人ならば
文三に進学するのもなかなか良いと思います。

 

Appendix

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プロフィール

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Sub Author:シロップ
平成2年生。東大文科三類在籍。

都内私立高校後、宅浪を経て、東大に合格。現在はG戦士さんに代わり、ブログの管理の中心を担っています。

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G戦士

Author:G戦士
昭和60年生。元京大総合人間学部生。現在は東京で某米系企業に勤務。

地方公立高校卒業後、半年間のフリーター宅浪を経て、京大に合格。その経験から得た受験勉強法を書き綴っています。
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